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子どもの育ちを多面的に、体系的につかむ
「うちの子、発達遅れてる?」「イヤイヤ期、本当に辛い…」「子どもに冷たくしてしまう」
子どもを育てる中で出てくるこうした悩みや不安に向き合うために、よりどころとしておすすめしたいのが「発達心理学」という学問です。
発達心理学は、人が生まれてから亡くなるまでのこころの変化を扱う学問。人の心や行動がどのように変化していくのか、またそれは個人や環境によってどう異なるのかを研究します。カウンセラーはもちろん保育士や教師など保育や教育に携わる人たちは、必ずこの発達心理学を学んでおり、子どものこころと体がどう育っていくか、そのプロセス、全体像を把握しています。
幼児心理アドバイザー養成通信講座では、このうちの幼児期を扱います。身体的な発達についても詳細に学ぶことになるので、「心理学なのに?」と驚かれるかもしれませんが、子どもの育ちを多面的に、体系的につかむことできるので、わからない、先が見えないことから生まれる不安や悩みがぐっと軽減されます。
子育てを取り巻く社会環境の改善も
少子化の影響で、自分が親になる前に赤ちゃんの世話をしたことのある人は少なくなっています。多くの人が新生児を見たこともないまま、いきなり「親」という責任の重い仕事を担うことになるのです。そんなただでさえ不安な子育て。しかも〝ワンオペ育児〟という言葉に象徴されるように、母親が孤独のうちに追い詰められ、悩みを深めている現状が社会問題になっています。
幼児心理アドバイザー養成通信講座は、子どもの発達だけでなく、養育者のこころにも寄り添う内容になっています。子どもが育つこと、子どもを育てること両面において確かな知識をもつ人が増えることは、子育てを取り巻く社会環境を改善することにもつながります。
テキストは、幼児心理アドバイザー養成通信講座のために特別に書きおろされたオリジナル版。実際の子育てエピソードを発達心理学の見地から解説していく形式なので、初心者でも無理なくやさしく専門知識が身につきます。難解な心理学の専門書にチャレンジして挫折した方でもこのテキストなら大丈夫!
本講座独自の学習カリキュラムで、受講者お一人おひとりへのサポート体制も万全です。
わかりやすいテキスト内容!
専門用語はなるべく使わず、初心者でも理解しやすい文章で書かれています。また全ページカラーで、イラスト、写真、図表がをふんだんに使い、見やすくわかりやすく構成しています。
大学教授直伝!
青山学院大学コミュニティ人間科学部教授である菅野幸恵先生が監修・執筆。テキストは具体的エピソードが語られるところから始まり、それを解説する形で進むので、大学で直接講義を受けるような感覚で学べます。最新の乳幼児心理学に即しており、保育士や教師などをめざす学生が大学で学ぶのと同様の、確かな知識が身につきます。
在宅で資格取得できる! 受験料不要!
受講期間内に全課題に合格すれば、資格を取得した証である「修了証(認定証つき)」を発行します(有料)。履歴書にも書ける民間資格として、就職やキャリアアップにぜひご活用ください。※認定証は名刺サイズです。
オンラインセミナー動画を無料配信中!
「幼児心理アドバイザー養成講座」では「全国どこに住んでいてもセミナーを受講したい」という、受講生のみなさまからのご要望にお応えし、このたびオンラインセミナー動画の配信を開始しました。
講座講師の菅野幸恵先生が「子どもを”みる”こと」をテーマに、三つの「みる」を解説! ここでしか学べない内容となっており、受講中や修了後など、いつ観ても役立つ内容を、受講生限定で無料配信中です!
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大局的な視点を持ち、子育てに余裕を持っていただくために
「遊び」が子どもの能力を伸ばすのにいかに大切であるかを説いた、アメリカの幼児心理学者ハーシュ=パセック博士とゴリンコフ博士による『子どもの「遊び」は魔法の授業』は、子どもに有害な神話として「親は全能である」をあげています。親はともすると、自分だけが子どもの知性、運動能力、芸術の才能、情緒性、社交性の発達に責任を負っていると思うのに対し、「これは誤解だ」とはっきりと言っています。
どの親も不完全であるのに、また不完全であったのに、この事実が忘れられ、親の役割や責任が現在、過度に問われる傾向があります。〝みんなで育てる〟という意識が希薄になっていると思わずにはいられません。本講座はこれから子育てする人、真っ最中の人、一段落した人、また広く子育てに関わっている人のために設けられたものです。完全な養育者となるためでなく、大局的な視点を持ち、子育てに余裕をもっていただくための講座です。こうした視点をもつ人が周りにいるかいないかで社会は大きく変わることになります。
本講座のテキストを監修、執筆された菅野幸恵先生は、発達心理学の専門家で、親の育児感情に注目して研究を続けてこられました。先生の研究方法の特徴は、親たちが日々の子育ての中でどのようなことを感じているかを、質問紙でなくインタビュー形式で捉えることにあります。子育てをしていると、親はさまざまな感情にとらわれます。必ずしも楽しいことばかりではありません。質問紙への回答では現れにくい正直な気持ちも、インタビューでは本音が語られます。先生はこうして出会ったネガティブな感情にも注目を払い、肯定的に受けとめ、子育てを豊かにする健康な親子関係の一つであると考えておられます。
本講座には、先生のこうした体験や知識がふんだんに織り込められています。最新の乳幼児心理学に即しながらも、先生の経験をもとに、「人が育つ、育てるとは」といった本質的なことを考えさせるカリキュラムとなっています。子育てが社会でもっと共有されるためにも、子育てに関わる人、子育てに興味をもつ人、子育てに悩んでいる人、多くの人に推薦いたします。
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驚きに満ちた、子どもの育ちのプロセス。その不思議さを味わってください!
子どもと向き合うときに、おとなにこころがけてほしいと思うのは、自分のあたりまえをいったん脇においておくということです。子どもにとってのあたりまえは、おとなにとってのあたりまえとは異なります。そこを考慮せずに、おとなにとってのあたりまえの視点から見ると子どもの育ちを見誤ってしまう可能性があります。
例えば、ことばの発達です。ことばを獲得するプロセスのなかで子どもは間違ったことばの使い方をすることがあります。ただここで「間違った」というのは、すでにことばを獲得しているおとなからの視点であり、獲得途上の子どもからすれば少ない語彙のなかで精一杯表現した結果の表現なのです。
子どものことを理解するためには、すでにいろいろなことができるのがあたりまえのおとなの視点から子どもをみるのではなく、発達しつつある、できないのがあたりまえの子どもの側からとらえる必要があります。
そうやってみていくと、子どもの育ちのプロセスは驚きと不思議さにあふれています。子どもは人間の原点です。その育ちを理解することはわたしたち人間そのものを理解することにつながります。 だれもがみな子どもだったことがあるはずですが、自分がどうやって育ってきたのかは忘れてしまっています。忘れてというより、発達の多くは、これを覚えようできるようになろうと意識的に学ぶものではなく、いつのまにかできるようになっているからです。子どもはみな自ら育つ力をもっています。子どもの育つ力を信じられるかどうかが養育者はじめ周囲のおとなに問われているように思います。
本講座では子どもの育ちのみならず、子どもを育てる養育者の視点を意識して構成しました。ただし、「こうすればうまくいく」という育児指南書ではありません。子どもに対して「なんでこうなの?」と感じていることのなぞが解けると、肩の力も抜けるのではないかと思います。子どもの育ちの不思議さを存分に味わっていただければ幸いです。
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娘たちが大きくなり、保育士の仕事に復帰して9年。育児に悩む保護者の方にもっと良いアドバイスができないかと思っていました。また娘たちがテストや受験に向けて机に向かう日々の中、親の私も一緒に学ぶ姿を見せたいという思いもありました。
育児に悩む方にもおすすめです
テキストはカラーで見やすく、1冊の厚さがほどよくて、飽きっぽい私でもやっていけるかもと思いました。にもかかわらず1回目の課題を提出すると、まさかの不合格…。ショックでした。でも、返却された用紙には赤ペンでしっかりアドバイスがのっていて、自分の認識ちがいを再確認できました。質問にもわかりやすく回答いただきました。今、保育の現場で学んだことを活かせています。子どもに関わるお仕事をしている方はもちろん、育児に悩む方にも本当におすすめです。
一年前、市の「子育てひろば」の支援員を引き受けることになりました。保育の資格は必要ないとのことでしたが、携わってみると保育士のような役割です。0〜3歳児が来るのですが、2歳前後の子どもさんは、自分の思うようにならないとひっくり返って泣きじゃくり、また他の子どもさんが遊んでいるものを取り上げたりと、お母さん同士が気を遣うことになったりして大変! 勉強の必要を感じて、この講座を申し込みました。
成長段階に応じた詳しいテキスト
受講して、専門の先生から必要な勉強を受けられた安心感がありました。子ども視点でものごとを捉えることを意識するようになり、大変だと思っていたトラブルにも冷静に対応できている感じがあります。成長段階に応じて詳しく説明されているテキストは、これからもそばに置いて、何回も読み直したい内容です。
市の保健師として、乳児・一歳半・三歳健診に携わっています。自分自身二児の子育てをしてきたこと、小児病棟や乳児保育園で働いたこともあるので、積み重ねてきた経験がありました。けれど健診に携わる中で、一つ一つの疑問をより深く勉強していく必要があると思っていました。その中の一つが幼児心理でした。
子どもの成長過程をより深く学べた
この講座を受講して「三項関係」や「メタ認知」など、子どもの成長過程について多くのことをより深く学ぶことができました。また、仕事上向き合わなければならない虐待、発達障害児とそのご家族への対応などもくわしく学ぶことができました。今までの仕事や育児の経験にこの講座で学んだことをプラスして、一人でも多くのご家族に寄り添い、お役に立てるアドバイスができたらと思っています。
心理学の知識を家庭や職場で活用している方々の声を紹介します。
柔軟な考え方ができ、気持ちに余裕ができました
子育てをするまでは、子どもは自然と育つものだと思っていたので、過保護や過干渉にだけはならないようにと思っていました。しかしいざ子育てが始まると、うまくいかないことばかり。夫婦どちらか一方が我慢したり無理をしている状態が続きました。子どもが泣くたびに「お腹が空いているんだから何かあげてよ!」「違うよ、だっこして欲しいから泣いているんだよ!」と口論になったことも…。
そんな時に発達心理学のことを知り学んでみると、子育てに対して間違った知識や固定観念があるのだと気づきました。子どもの発達過程を知ることによって、こういう気持ちなんじゃないか、次はこうしてみよう、といった柔軟な考え方ができ、気持ちに余裕が生まれました。子どももそんな親の感情を感じとってか、すぐに泣きやむことが増えました。
夫婦で知識を共有し、軸を持った上で子どもに愛情を注ぐ。今後も学びながら子どもに寄りそっていきたいです。
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子どもと共に過ごす上での指針です
子どもといると「どうしてだろう?」と思うことがたくさんあります。先日も、公園で娘が滑り台から滑ろうとせず、階段に子ども達の行列ができてしまいました。滑るよう促しても理由を聞いても「いや」の一点張り…。
何度か繰り返すうちに、ようやく娘の真意が伝わってきました。後ろの子に背中を押されても抵抗したり、押されるまま一緒に滑ったり、そういった「他者とのやりとり」そのものを楽しんでいたのです。それならばと、他の子ども達に「滑って」と言ってもらうよう、お願いしました。すると、笑い合ったり、連なって滑ったりと、楽しい遊びへと変化。娘にとって今何が大切かに心を馳せ、私が接し方を変えたことで、周りとの関係も変わったのでした。
実は、発達心理学を学べば学ぶほど子どものことが「わかったようでわからなく」なります。知識を得つつ、手放しつつ、子どもから教えてもらう…の繰り返し。学んで得たアンテナがたくさんあるからこそ、わからなさに気づく。だから、近づく。近づけば、声が聞こえ、表情が見える。どの子どもにも必ず成長があり、変わりうるものとして捉えること。子どもが世界を広げていく育ちのプロセスを学ぶことは、子どもと共に過ごす上で私の指針となっています。
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